福ちゃんがクレートを止めた日 [ワンコ]
我が家の大事な記念日
2年前の2015年7月21日、
福ちゃんが初めて私たちの寝室の彼のベッドで一夜を明かしました。
この日が来るまでに3年半の月日がかかりました。
我が家にとって、大事な記念日。
2012年1月8日に家の子になって、
福ちゃんの居場所は1階の玄関横の廊下でした。
福島の被災地から動物病院で4か月を過ごして我が家へ。
家の中での生活が最初は受け入れられなくて、
人間の出す音、声、テレビの光、懐中電灯の光、人の手等々、
何もかもが怖かった福ちゃん。
福ちゃんが病院から持参したクレートが階段下に置かれ、
散歩とご飯の時間以外は一日の大半をそこで過ごしていました。
日中居間で過ごす時間が増えてからも、
日没が近づくと一人で階段を下り、クレートの中に戻り、
いくら呼んでも出てきませんでした。
2012年、13年、14年の暑い夏は、
サーキュレーターで冷風を階下に送り、何とか27、28℃になるように工夫。
冬は雪の日も暖房なしで頑張った福ちゃん。
元気だったから大丈夫だったんでしょうね。
一匹では可愛そうと、福ちゃんが寝付くまで添い寝をしてくれた夫も頑張りました。
そんな福ちゃんが2年前の今日、
添い寝をして眠ってしまった夫を放置して、
自分だけ2階の居間へ。
福ちゃんの心にどんな変化があったのかは不明。
この日を境に、階下のクレートに入って寝なくなった福ちゃん。
すっかりお爺ちゃんになった福ちゃん。
居間に2つ、寝室に1つの計3つベッドを持っています。
気分でベッドを使い分け。
ちょこっとチッコがつくと汚れが気になるようで別のベッドに移動。
好きにさせてます。
子犬から家庭犬として育ったワンコだったら当たり前のベッドでの寝姿。
寝顔を初めて見るまでにも2年以上かかった我が家にとっては、
無防備な福ちゃんの寝顔を見るだけで幸せいっぱいです。
いつまでもこの幸せな時間が続くよう、
ゆっくりゆっくり時が流れて欲しい、そう願っています。
2年前の2015年7月21日、
福ちゃんが初めて私たちの寝室の彼のベッドで一夜を明かしました。
この日が来るまでに3年半の月日がかかりました。
我が家にとって、大事な記念日。
2012年1月8日に家の子になって、
福ちゃんの居場所は1階の玄関横の廊下でした。
福島の被災地から動物病院で4か月を過ごして我が家へ。
家の中での生活が最初は受け入れられなくて、
人間の出す音、声、テレビの光、懐中電灯の光、人の手等々、
何もかもが怖かった福ちゃん。
福ちゃんが病院から持参したクレートが階段下に置かれ、
散歩とご飯の時間以外は一日の大半をそこで過ごしていました。
日中居間で過ごす時間が増えてからも、
日没が近づくと一人で階段を下り、クレートの中に戻り、
いくら呼んでも出てきませんでした。
2012年、13年、14年の暑い夏は、
サーキュレーターで冷風を階下に送り、何とか27、28℃になるように工夫。
冬は雪の日も暖房なしで頑張った福ちゃん。
元気だったから大丈夫だったんでしょうね。
一匹では可愛そうと、福ちゃんが寝付くまで添い寝をしてくれた夫も頑張りました。
そんな福ちゃんが2年前の今日、
添い寝をして眠ってしまった夫を放置して、
自分だけ2階の居間へ。
福ちゃんの心にどんな変化があったのかは不明。
この日を境に、階下のクレートに入って寝なくなった福ちゃん。
すっかりお爺ちゃんになった福ちゃん。
居間に2つ、寝室に1つの計3つベッドを持っています。
気分でベッドを使い分け。
ちょこっとチッコがつくと汚れが気になるようで別のベッドに移動。
好きにさせてます。
子犬から家庭犬として育ったワンコだったら当たり前のベッドでの寝姿。
寝顔を初めて見るまでにも2年以上かかった我が家にとっては、
無防備な福ちゃんの寝顔を見るだけで幸せいっぱいです。
いつまでもこの幸せな時間が続くよう、
ゆっくりゆっくり時が流れて欲しい、そう願っています。
2017-07-21 17:32
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コメント(8)
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本当ですね。ゆっくりゆっくり時が流れてほしいですね。
こんなに時間をかけて、やっと心をひらいてくれた福くんですものね。
過去には、どんなに不安で恐ろしい日々が続いていたことでしょう。
考えると、とても怖くてたまらなくなります。
恐怖心や警戒心は、そう簡単に取り除けるものではなかったのでしょうね。
今こうして、安心できる環境でsumakoさんたちに大切にされている福くんの寝顔をみると
本当に良かったなあ。と、心からおもいます。
by 梅子 (2017-07-21 21:34)
福ちゃん!愛情に包まれてどんどん家族の一員に・・・
変化してしていったのは、やはり愛情ね。
ベットが変わってきたのもね・・・
この頃!表情が優しくなっていますね。
落ち着いていて幸せなんだろうと思います。
福ちゃんの寝顔に癒されます。
by みなみ (2017-07-24 10:43)
梅子さん
いつも真心いっぱいのメッセージをありがとうございます。
福が我が家に来て、半年くらい経った頃から悪夢を見るのかうなされるようになりました。でも、今思えば、その頃からクレートの中でやっと眠れるようになったのかも知れませんね。
東日本大震災後もあちこちで起こる大地震や水害など。
避難所でご苦労をなさる人々の姿を拝見すると、その陰に多くのペットたちがいるんだと心が痛みます。
無力の自分が、たった一匹でも幸せにできればと福の里親になりました。しかし、幸せになったのは私の方だと今思います。
リップ君もきっとそうでしたね。
by SUMAKO (2017-07-24 20:44)
みなみさん
福を飼い始めた頃、何とかいい子にしたくて、たくさん飼育本を読みました。今思うと、その本に書いてあることは、一般的なことばかりで、心に傷を負った福にそのまま当てはめるのは無理なことがいっぱいでした。
そんな時に、「可愛がれば、心を開き、いい子に育ちますよ」と教えて下さった先輩が。
甘やかすのではなく、本気で可愛がる。
ただそれだけが必要だったんですね。
とのくんやのあちゃんもそんな愛情に包まれているから、いつも落ち着いてニコニコですものね。
どうやらとのくんと同世代のような福。
これからもよろしくお願い致します。
by SUMAKO (2017-07-24 20:49)
色々な苦労を乗り越えてきたんだなぁ・・と
つくづく考えてしまいました。
今はゆっくりとまったりとSUMAKOさんと一緒に
過ごしてほしいなぁと思います。
かわいい寝顔です( *´艸`)
by Chiho (2017-07-24 23:52)
福ちゃんは被災地で、沢山辛い思いをした事でしょう。
視る者、聞くもの 全てが怖くなってしまって。。。
でも Sumakoさんちの家族の一員になり、愛情をいっぱい注いでもらい、ゆっくりゆっくりと生活に慣れてきたのですね。
どこでも寝られるようにベッドが用意されてるなんて、幸せね♪
本当に、福ちゃんは、安心しきった表情をしてますね。 良かった良かった。可愛いね♪
これからも この幸せが ゆっくりと続きますように。
by 明日香 (2017-07-25 14:31)
Chihoさん
コメントありがとうございます。
どんな苦労があったのかはわかりませんが、寂しい思いをしたんだと思います。体は大きくても、甘えん坊。ワンコはみんなそうなんでしょうか?
とにかく、穏やかにゆっくり時が流れて欲しいと思います。
たね丸とお友だちになれたらもっといいのですが、どうやらインコが怖いようで、たね丸がカゴから出ると、隣の部屋のベッドに移動して、いないふりをしています(笑)
by SUMAKO (2017-07-28 16:47)
明日香さん
思った以上に心の傷が深いことを、後から少しずつ知りました。
被災地、そして虐待やいじめを受けた犬たちは皆きっと同じようになっているんでしょうね。
そう思うと心が痛みます。
私がお世話できるのは今は福だけですが、一匹でも安心して幸せに過ごせる犬や猫、そしてインコなどのペットが増えることを願うばかりです。
福ちゃんの穏やかな寝顔を見ていると、私の方が優しい気持ちになれます。
by SUMAKO (2017-07-28 16:50)