代々木公園のイベント [紅茶]
スリランカフェスティバルに行ってきました
スリランカ、皆さんは地図の中でどこにあるかご存知でしょうか。
インドの右下、南太平洋に浮かぶ涙形の島です。
この島は、セイロンティーの産地。
以前の仕事で2回、プライベートで1回訪れた国。
海に浮かぶ宝石と言われるモルディブにも近く、スリランカはそれと同じくらい美しい海に囲まれています。
昨年5月、これまで繰り返してきた内戦に終止符が打たれ、平和宣言をしました。
今、観光国として欧米でも人気急上昇中なのだとか。
そんなスリランカの文化と食を楽しむお祭りが代々木公園で開催されているということで行ってきました。
今日の東京は最高気温33度蒸し暑かった
会場はサリー、バティック、宝石、手工芸品、そしてカレーを中心としたフード、紅茶、地酒(椰子酒)の店が並び赤道直下の熱気に包まれていました。
スリランカ人が大好きなホッパーという米粉をココナッツミルクでといてクレープのように焼いた食べ物がこれ。
卵は入っているので「エッグホッパー」と言います。
屋台やローカルレストラン、家庭でも作るもので、辛味はありません。
そして、スリランカと言えばやっぱりカレー。
一般的な日本のカレーのように小麦粉を使っていないので、さらりとしています。
インディアンレストランとはまた違う、スリランカ独特の味。
スパイスの種類やココナツミルクの量の違いなんでしょう。
そして、今日のお買い物。
オーガニックのココナッツミルクとマンゴーペースト・・・何を作りましょう。
生コショウの塩漬け。
日本のお料理にも合うそうで、冷奴などにトッピングしても良いのだとか。
チーズと組み合わせてカナッペでいただきたいお味。
エコペーパー・・・ゾウさんのウンチが主原料です。
タイやスリランカなど、昔からゾウを大切にしている国で見直されているこの材料。
とっても丈夫な紙です。
エコバッグ・・・スリランカのアルファベットがデザイン。
くるくるした文字が何とも可愛い。
今日は、以前の仕事でお世話になった懐かしい方何人かにお声をかけていただきました。
職を辞してかれこれ5年。
忘れずにいて下さったことに感謝。
お声をかけていただいたことに感謝。
人と人とのつながりは本当にありがたいものです。
暑かったけれど、出かけて行って良かった。
良い一日でした
一抱えのカモミール [紅茶]
優しく甘い香りに包まれて
仕事を通してお世話になっている農場の方から、「カモミールを収穫しました。無農薬です」と一抱えのカモミールをいただきました。
甘いリンゴを思わせる香りが漂い、オフィスに優しい空気が流れ込んだような感じ。
これぞ、アロマテラピー効果です。
スタッフ皆で分けて、私もたっぷりいただいて帰りました。
メディカルハーブの一つと言われるカモミール。
その薬効の一つに、安眠があります。
カモミール単品では飲みにくいので、今夜は紅茶にブレンドしました。
ポットの中で、紅茶と一緒にゆっくり蒸らします
ハチミツとの相性も良いのですが、今夜はミルクジャムで甘味を加えました。
たっぷりの牛乳も注ぎ、カモミールミルクティーの出来上がり
牛乳に含まれる成分「カゼイン」とカモミールの薬効で、今夜はゆっくり、ぐっすり眠れそう
寝つきの悪い方におすすめの飲み方ですよ。
明日は、カモミールにアップルミント、レモンバームを加えて、ハーブティーにしていただきたいと思います。
ドライハーブにはない、フレッシュな香りをしばらく楽しめそうです。
ミルクティーのある時間 [紅茶]
ミルクティー、音楽、編み物 静かな時間です
何も予定のない休日
こんな幸せな響きは他にありません。
時間に追われず、ゆっくり好きなことに没頭できる、そんなひと時は、体と心を休めるチャンス。
スリランカ産のディンブラを強めに淹れて、低温殺菌ノンホモミルクをたっぷり加えたミルクティーは、焼き菓子との相性が抜群。
バターの風味をすっきりと流し、口の中がニュートラルになります。
おいしくてお菓子を食べ過ぎないようにしなくては・・・。
音楽は、ヴィヴァルディの協奏曲「調和の幻想」。
作りかけのマフラーを完成させましょう。
何も予定のない休日
こんな幸せな響きは他にありません。
時間に追われず、ゆっくり好きなことに没頭できる、そんなひと時は、体と心を休めるチャンス。
スリランカ産のディンブラを強めに淹れて、低温殺菌ノンホモミルクをたっぷり加えたミルクティーは、焼き菓子との相性が抜群。
バターの風味をすっきりと流し、口の中がニュートラルになります。
おいしくてお菓子を食べ過ぎないようにしなくては・・・。
音楽は、ヴィヴァルディの協奏曲「調和の幻想」。
作りかけのマフラーを完成させましょう。
ウエッジウッドが経営破たん [紅茶]
世界的な経済危機の波がここにも・・・
1月5日、衝撃的なニュースが流れました。
(イギリス共同通信の記事より)
英国の高級洋食器「ウェッジウッド」などのブランドで知られる大手陶磁器メーカー、ウォーターフォード・ウェッジウッド(本社アイルランド)は5日、英国事業が近く管財人の管理下に入る見通しになったと発表、事実上経営破たんした。金融危機をきっかけとした世界的な景気悪化で販売不振に陥ったのが原因。安価な陶器に顧客を奪われたことも経営の重しとなった。
理由は本当に、ここに書かれていることだけなのでしょうか。
このニュースが流れ、驚いてBBCニュースをチェックしてみましたが、報道されていた内容は共同通信とほぼ同じでした。
インタビューに答えていた英国婦人数人は異口同音で「英国の誇り、英国の文化、英国の陶器を残したい」と言っていました。
しかし、ここ数年、ウエッジウッドのB級品以下の商品が、スーパーマーケットやディスカウントストアーで販売され、驚くような低価格で流通するようになっていました。
併せて、エプロンやハンカチ、タオル類など、陶器とは無関係のものまで社名の冠をつけてたくさん販売するようになっていました。
私たち庶民にとって、手の届くところにあるようになってしまった世界の一流品は、本当の意味での一流品とは言えないのではと感じはじめている人もいたのではないでしょうか。
日本には階級社会がありません。
ですから、その階級という意味を理解するには、経験と時間が必要です。
たとえば・・・・・・ヨーロッパで一流ホテルに泊まる人は、一生一流ホテルに泊まります。それに対し、二、三流ホテルに泊まる人はこれまた一生これらのホテルに泊まるのです。三流ホテルに泊まるひとが一流ホテルに泊まるようになったら、ヨーロッパ社会は瞬時に崩れてしまうでしょう。
ヨーロッパにおいて一流ホテルに泊まるにはお金があるだけではなく、人格、教養、定見全てが一流でなければならないのです。もちろん、装身具も含めて身の回りの物も全て一流でなければいけません。
しかし、日本人はお金さえ払えば、ツアー会社が一流ホテルを予約し、大型観光バスで一流ホテルにお客さまを運び、ジーパン姿でホテル内を闊歩する、そんなヨーロッパでは考えられないような事態が生まれてしまうのです。
ウエッジウッドも、そんな日本人の心理を上手に利用し、市場の拡大を行ったのでしょう。
おそらく、アメリカでも同じような市場開拓をしたのではないでしょうか。
陶器だけではなく、商品の幅を広げすぎた故の失敗とも思える経営破たんが残念でなりません。
私は、1992年に初めて英国を訪れた時、ウエッジウッドのマグカップを2個購入しました。
大切な思い出の品です。
その後、紅茶の仕事をしていたにもかかわらず、ヨーロッパの貴族社会そして階級社会を知れば知るほど、ウエッジウッドが我が家に不釣合いに思えて、未だカップ&ソーサーを買っておりません。
250年続いたウエッジウッド社の陶器が、一流として存続していくことを心から願い、いつか我が家の食器棚にウエッジウッドのティーセットを揃えたいと思っています。
アップルシナモンミルクティー [紅茶]
今日は「紅茶の日」
日本紅茶協会が1983(昭和58)年に11月1日を「紅茶の日」と制定しただけで、特別の理由はないと思います。
因みに、昨日10月31日が「日本茶の日」ですから。。。
さて、今日は紅茶の日にちなんで、一昨年の8月まで12年半紅茶コーディネーターをしていた私のおすすめ、チャイ(煮こみ)ミルクティーをご紹介します。
これからの季節、お休み前のひと時を、こんな紅茶でほっこりしてみてはいかがでしょう。
アップルシナモンミルクティー
・・・仕上がりで約380cc(ティーカップ2杯分)
① シナモンスティックを約3cmを折り、叩いてつぶす
(スパイスをつぶす道具がない場合は、すりこ木で叩いてください)
スパイスはつぶして、叩かないと、香りがたちません
★シナモンパウダーでも代用できますが、仕上がりが少々粉っぽくなります。
② カップに2mm厚さに切ったリンゴを入れ、カルバドス、ウイスキー、ラムなどお好みのお酒を2、3滴かける
(リンゴの酸化を防ぎ、香りが良くなります)
おもてなしの時は、この状態でお客様の前にセット
③ 鍋に水200cc、紅茶ティースプーンに軽く3杯、2mm厚さのリンゴ5~6枚、①のシナモンを入れ、強火にかける
④ この段階で、紅茶のエキスを十分に抽出、リンゴとシナモンの風味も煮出すことが大事です
⑤ しっかりと紅茶葉に火が通ると、軽く鍋をゆすりながら火からはずすと、茶葉が全て下に沈みます
⑥ 牛乳200ccを⑤の鍋に加え、引き続き強火にかける
⑦ 沸騰直前で火から下ろす
★うっかり目を離すと、吹きこぼれるので注意してね
⑧ 出来上がり
テーブルに持っていくときには、必ずティーポットに移し変えてね。(エレガントに)
お好みで、お砂糖、ハチミツを加えていただくとおいしいですよ
牛乳は低温殺菌がおすすめ(牛乳臭さがありません)。
さらにノンホモ低温殺菌なら、口当たりもさらりと仕上がります
リンゴやシナモンを入れず、シンプルにそのままでもOK
もちろん、お好きなフルーツやスパイスでも同じ作り方で楽しめますよ
スパイススマッシャーは紅茶専門店ディンブラのオンラインショップで取り扱っております。
ご興味がある方は、こちらをご覧下さい。
・・・http://www.tvz.com/tea/shop/list_goods.html
日本紅茶協会が1983(昭和58)年に11月1日を「紅茶の日」と制定しただけで、特別の理由はないと思います。
因みに、昨日10月31日が「日本茶の日」ですから。。。
さて、今日は紅茶の日にちなんで、一昨年の8月まで12年半紅茶コーディネーターをしていた私のおすすめ、チャイ(煮こみ)ミルクティーをご紹介します。
これからの季節、お休み前のひと時を、こんな紅茶でほっこりしてみてはいかがでしょう。
アップルシナモンミルクティー
・・・仕上がりで約380cc(ティーカップ2杯分)
① シナモンスティックを約3cmを折り、叩いてつぶす
(スパイスをつぶす道具がない場合は、すりこ木で叩いてください)
スパイスはつぶして、叩かないと、香りがたちません
★シナモンパウダーでも代用できますが、仕上がりが少々粉っぽくなります。
② カップに2mm厚さに切ったリンゴを入れ、カルバドス、ウイスキー、ラムなどお好みのお酒を2、3滴かける
(リンゴの酸化を防ぎ、香りが良くなります)
おもてなしの時は、この状態でお客様の前にセット
③ 鍋に水200cc、紅茶ティースプーンに軽く3杯、2mm厚さのリンゴ5~6枚、①のシナモンを入れ、強火にかける
④ この段階で、紅茶のエキスを十分に抽出、リンゴとシナモンの風味も煮出すことが大事です
⑤ しっかりと紅茶葉に火が通ると、軽く鍋をゆすりながら火からはずすと、茶葉が全て下に沈みます
⑥ 牛乳200ccを⑤の鍋に加え、引き続き強火にかける
⑦ 沸騰直前で火から下ろす
★うっかり目を離すと、吹きこぼれるので注意してね
⑧ 出来上がり
テーブルに持っていくときには、必ずティーポットに移し変えてね。(エレガントに)
お好みで、お砂糖、ハチミツを加えていただくとおいしいですよ
牛乳は低温殺菌がおすすめ(牛乳臭さがありません)。
さらにノンホモ低温殺菌なら、口当たりもさらりと仕上がります
リンゴやシナモンを入れず、シンプルにそのままでもOK
もちろん、お好きなフルーツやスパイスでも同じ作り方で楽しめますよ
スパイススマッシャーは紅茶専門店ディンブラのオンラインショップで取り扱っております。
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日曜日のティータイム [紅茶]
カマンベールチーズとミルクティー、抜群の相性です
昨日購入した「根利牧場牛乳」を、今日のティータイムのために、そ~っと冷蔵庫で保管しました。
そして、できました・・・・クリームライン
ビンの肩口から上の白色が濃いのがお分かりいただけますでしょうか?
この部分が、もともと牛乳がもっているクリーム。
(一般に流通している牛乳はホモジナイズされているので、クリームは浮かびません)
ビンのフタをあけると、濃厚なクリームが上がっているのがよくわかります。
ここを、ミルクティーやカフェオレにすると最高においしい
スプーンですくいます。
紅茶は、スリランカの「ディンブラ」をミルクティー用に強めに淹れて注ぎました。
ミルクティーに合わせたのは、昨日購入したカマンベールチーズ。
チーズの持つ塩味と、しっかりした脂肪分、そして香りが、口に含むとふわりと広がります。
それを、さらりとしたミルクティーがすっきりと流してくれて、次のひと口がまたおいしい
至福のひと時です。
低温殺菌ノンホモ牛乳を使ったミルクティーは、英国で飲む紅茶と同じ味です。
このおいしさは飲んでみないとわかりません。
是非、お試しあれ
トワイニングのレディグレイ [紅茶]
イギリスのトワイニング社を訪れた時の懐かしい香り
オフィスメイトのNobukoさんは、現在英国の大学で博士課程を受講しています。
そのために、時々英国に行くのですが、今回も私は紅茶をリクエストして、レディグレイを買ってきてもらいました。
レディグレイは2001年から日本で販売されるようになり、スーパーでも手軽に入手できるようになりましたが、かつては、英国に行かないと手に入らない貴重なものでした。
以前、私は12年半ほど紅茶コーディネーターとして仕事をしていたことがあったおかげで、英国のトワイニング社を訪れる機会があり、その時に初めて出会って、ファンになったのがこの紅茶です。
アールグレイをベースに、オレンジやレモンのピールと矢車草をブレンドして、とてもマイルド&爽やかに仕上がっているので、日本の軟水で入れても渋みも抑えられ、香りも穏やかで飲みやすい紅茶です。
し・か・し・・・・・・日本で販売されているものは、軟水に合わせているものなのか、ほとんど香りを感じないくらいに抑えられているのが残念です。
トワイニング社の工場でも、輸出先の国に合わせて、ブレンドやフレーバーのつけ方、パッケージのデザインまで変えていたことを、今更ながらに思い出します。
世界中で愛される紅茶になるためには、目に見えぬ努力があるのですね。
日本のパッケージはブルーで、ティーバッグはおなじみの個包装です。
英国仕様は、50パックがラフに紙の箱に入っています。
この状態では、お茶の葉の香りしかありませんが、熱湯を注ぐとお花やフルーツの華やかな香り ・・・あら不思議
オフィスメイトのNobukoさんは、現在英国の大学で博士課程を受講しています。
そのために、時々英国に行くのですが、今回も私は紅茶をリクエストして、レディグレイを買ってきてもらいました。
レディグレイは2001年から日本で販売されるようになり、スーパーでも手軽に入手できるようになりましたが、かつては、英国に行かないと手に入らない貴重なものでした。
以前、私は12年半ほど紅茶コーディネーターとして仕事をしていたことがあったおかげで、英国のトワイニング社を訪れる機会があり、その時に初めて出会って、ファンになったのがこの紅茶です。
アールグレイをベースに、オレンジやレモンのピールと矢車草をブレンドして、とてもマイルド&爽やかに仕上がっているので、日本の軟水で入れても渋みも抑えられ、香りも穏やかで飲みやすい紅茶です。
し・か・し・・・・・・日本で販売されているものは、軟水に合わせているものなのか、ほとんど香りを感じないくらいに抑えられているのが残念です。
トワイニング社の工場でも、輸出先の国に合わせて、ブレンドやフレーバーのつけ方、パッケージのデザインまで変えていたことを、今更ながらに思い出します。
世界中で愛される紅茶になるためには、目に見えぬ努力があるのですね。
日本のパッケージはブルーで、ティーバッグはおなじみの個包装です。
英国仕様は、50パックがラフに紙の箱に入っています。
この状態では、お茶の葉の香りしかありませんが、熱湯を注ぐとお花やフルーツの華やかな香り ・・・あら不思議