SSブログ

富弘美術館 [旅日記]

生きることの素晴らしさを伝える作品です

わたらせ渓谷鉄道の「神戸(ごうど)」駅で下車。

     DSC01449.jpg
     (とってもレトロな駅舎でした)

目的の美術館まで直通バス[バス]に乗って10分。

近代的な建築物であるにもかかわらず、周囲の豊かな自然に溶け込むように富弘美術館は建っていました。

     DSC01419.jpg

館内のティールームから、草木湖の四季折々の自然を存分に楽しめる眺望。
スピーカーから流れる音楽ではなく、野鳥の鳴き声が似合う環境でした。

     DSC01422.jpg

この富弘美術館とは、地元出身の星野富弘氏の作品を展示している美術館です。


星野富弘氏のプロフィール(HPより抜粋)*****

1946年 群馬県勢多郡東村に生まれる
1970年 群馬大学卒業。中学校の教諭になるがクラブ活動の指導中頸椎を損傷、手足の自由を失う。
1972年 群馬大学病院入院中、口に筆をくわえて文や絵を書き始める。
1974年 病室でキリスト教の洗礼を受ける。
1979年 入院中、前橋で最初の作品展を開く。
退院。
1981年 結婚。
雑誌や新聞に詩画作品や、エッセイを連載。
1982年 高崎で「花の詩画展」。
1991年 群馬県勢多郡東村に村立富弘美術館開館。
ブラジル各都市で「花の詩画展」、現在も継続中。
1994年 ニューヨークで「花の詩画展」。
2000年 ハワイで2度目の「花の詩画展」。
2001年 サンフランシスコ・ロサンゼルスで花の詩画展。
2003年 ワルシャワ国立博物館での「バリアフリーアート展」に招待出品。
2004年 富弘美術館の入館者460万人を超える。
2005年 4月 富弘美術館新館開館
     12月 富弘美術館の入館者500万人を超える。
2006年 5月 芦北町立星野富弘美術館開館
      6月 群馬県名誉県民となる

 **********

私が氏の作品を初めて手にしたのは、中学生の頃でした。
作品がハガキに印刷され、5枚ほどのセットで販売されていたものを買い求めた記憶があります。

口で筆をくわえ描いた水彩画に詩が添えられ、文字と絵が融合し、独特の世界観。
瑞々しい感性と生きることへの力強さが感じられる作品です。

飾り気のない素朴な言葉で綴られた詩と、透明感のある絵に触れ、心が元気になりました。

旅の記念に買った詩画集。

     DSC01545.jpg

作品の一部はこんな感じです。

     DSC01544.jpg

     DSC01542.jpg


    ********** 行きはよいよい、帰りは・・・

神戸駅からバスで10分足らずの場所にある美術館。

帰り道はテクテク、自然を眺めながら、少し遠回り。

途中、ダムの上も通過。
高所恐怖症の私は[がく~(落胆した顔)]怖くて怖くて、景色を眺める余裕もなく駆け抜けました。

     DSC01428.jpg

1時間強のウオーキングは、暑さ[晴れ]との戦いでした。

心は大満足、でもとってもバテたぁ~~~[あせあせ(飛び散る汗)]


nice!(12)  コメント(12)  トラックバック(0) 

nice! 12

コメント 12

☆marilyn

日影がなかったから、歩いての帰り道、ここは大変だったでしょう。
でも、いい旅をなさいましたね。
レシピもありがとう~!
ちょっと涼しくなって、オーブン使う気になってから
作らせていただきます!
by ☆marilyn (2010-08-27 09:08) 

梅子

優しい絵と、素敵な詩ですね。
とても奥が深くて、いろいろ考えてしまいます。
スズメの会話が、なんとも寂しいような切ないような、
申し訳ないような・・・。
この短い文にも、たくさんのメッセージが隠れてるような気がしますね。
by 梅子 (2010-08-27 16:21) 

明日香

ココも行きました!わたらせ渓谷ツアーで。たしか読売バスツアーでした。足利フラワーパーク、渡良瀬渓谷鉄道、富弘美術館でした。11月末でも寒くなく紅葉の真っ只中でした。富弘さんは不自由な体で繊細な絵を書いてらっしゃる。文もイイ!つい葉書を何枚も買いました
by 明日香 (2010-08-27 16:50) 

SUMAKO

☆marilynさま
そうなんです。カンカン照りのお日様の下を歩き続けたので、ウォーキングサンダルを履いていた足はしっかりのおかしな日焼けになってしまいました。
ゆったり、のんびり、マイペースの旅でしたので、美術館もゆっくり見学できました。
早く暑さが去って、キッチンに立つのが楽しくなる季節になるといいですね。
by SUMAKO (2010-08-28 20:32) 

SUMAKO

梅子さま
このスズメの絵とメッセージ、胸に迫るものがあるでしょう。
たくさん展示された中で、私が釘付けになった作品です。
深い意味があるようで。。。
他の作品も、全体がそんな感じです。
難しくない文章だからこそ、読み手の心に響きますよね。

by SUMAKO (2010-08-28 20:34) 

SUMAKO

明日香さま
素敵なツアーに参加なさったんですね。
個人旅行と違い、時間の自由はあまりないかもしれませんが、無駄なく、ポイントを押えて回ってくれるし、移動は運転手さんがいるから楽チンですよね。
なかなか上手にツアーを探せない私でございます・・・とほほ。
by SUMAKO (2010-08-28 20:36) 

けいすけ

いいですねぇ…、わたらせ渓谷鉄道……。

僕も行ってみたいです。
個人的には、足尾銅山の跡地に行ってみたいです♪

by けいすけ (2010-08-28 23:59) 

SUMAKO

けいすけさま
ご無沙汰しております。
わたらせ渓谷鉄道、とても素敵ですよ。奥様といかがですか。
本当は当日足尾まで行く予定だったんですが、実は・・・・ゆっくりハイキングをして電車に乗り遅れました・・・あはっ!
と言うことで、この何にもない「神戸」でゆっくり時間を費やしました・・・お昼ねつき。
by SUMAKO (2010-08-29 17:12) 

袋田の住職

ここから日光へと抜ける道の渓谷は見事ですよね!
by 袋田の住職 (2010-08-29 17:57) 

sayudom

星野富弘さんの作品好きです。
『口で筆を…』と知った時、かなり衝撃的でした。普通に手で描かれているものだと思っていたから。

帰り道、オツカレサマした。暑さと高さの戦いでしたね!?
by sayudom (2010-08-30 16:17) 

SUMAKO

袋田の住職さま
日光が隣と言うことは知っているのですが、まだ走ったことがありません。
紅葉、きっと素晴らしいんでしょうね。

by SUMAKO (2010-08-31 00:19) 

SUMAKO

sayudomさま
作品、とても筆を口で加えて描いたものとは思えない繊細なタッチですよね。人間の可能性は素晴らしいものだとつくづく考えさせられます。

暑かった、怖かったぁ!
by SUMAKO (2010-08-31 00:21) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。