タバコシバンムシ

発生源を捜索中




体長2～3mm、褐色で全身光沢を帯びたこのタバコシバンムシが、我が家の居間、そしてキッチンに出没するようになりました

　　　　（コガネムシを小さくした感じの虫で、飛ぶのも走るのもスローです）

毎年、夏になると発生し、見つけたらすぐに捕獲するのですが、次々と出てくるのです。

それも、一斉に、大量に、というわけではないので、困ったもの。


彼らの好物は、粉類（小麦粉など）や乾物、ドライフラワー、観葉植物の肥料、ペットの餌、畳、輸入木材を使った合板が主。

香辛料やタバコの吸殻まで食べるというから驚いてしまいます


今日は、その発生源を突き止めよう、ということで、室温３０℃以上の我が家をくまなく捜索

食品をストックしている箱や棚、ガスレンジや流しの下など片っ端から掃除。

しかし、見つかりません


午後２時、暑さでダウン・・・仕事に行くより辛い・・・かも！

　　　　　冷房は体に悪いからと我慢　　　　かえって逆効果かも知れません　

一旦休憩を挟んで、再開。


この際だから、普段使っていない、バスケット類も処分することにしました。

本棚に入っている古い書籍も怪しい。


ネットで調べてみると、ペパーミント類の香りも彼らの誘引になっているとのこと。

ゴキブリよけにドライミントを置いたり、オイルをたらしているのもどうやらいけない。

我が家は、セキセイインコがいるので殺虫剤が使えません。

だから、ゴキブリよけにミントを使っていたけれど、これもだめなのですね


このタバコシバンムシは、実は二次被害がもっと深刻。

この虫の幼虫に寄生するシバンムシアリガタバチが、成虫になると、畳やカーペットに潜み、人間の肌を刺すのです。

薄着になるこの季節、夫は体のあちこちに激しい被害。

私もたまにチクリとやられます。

激しい痒みは１ヶ月近くも続き、赤く腫れます。

皆さん、この虫、侮れませんよ。

（東京都が調査したところによると、対象になった家庭からは、全てでこの虫が発見されているようです）

注意してね～～～


　我が家はこんなに真剣に発生源を捜索したのに、今日は見つかりませんでした。

　　　　

コメント 6

発生源とはどういう状態なのでしょう？
見たことがないので、見つけてもわからないかも！
by joan (2008-07-26 22:01) 

joanさま
この虫は、家の暖かいところで幼虫で冬を越し、春にさなぎになって、室温が30℃くらいになると、成虫になり飛び始めるそうです。

昔、学習机の中に忘れ去って、暑さで解け始めた消しゴムにたくさんくっついていたものを発見したことがあります。
昨年は、乾物（お麩）をしまっていたところに成虫がおりました。
とはいえ、ドライフラワーやマジパンにもつくので、現代の人間の住居は、どこもかしこも彼らの餌だらけ、のようです。

ｊｏａｎさんのお宅で、まだ飛び回っていない、と言うことは、まだこの虫が住みついていないのかも知れませんね。
我が家は古いので、いろんな虫と同居でございます・・・とほほ。
by SUMAKO (2008-07-26 22:25) 

うちにもいるかも・・・・
最近小さいものが見えずらくなって、ちょっとやばいかも。
目を皿のようにして調べてみます。
寄生しているハチが更にひどい悪さをするとは嫌ですね。
by あらら (2008-07-28 19:29) 

あららさま
最初の一匹を見つけると、その後は容易になると思います。
我が家は、昨晩発生源が見つかりました。3月頃、ホームパーティーをした折にチーズをのせたクラコットが箱に半分残っており、そこにこの虫が入ったようです。半分と言っても、中のビニールの未開封だったので、食いちぎったのでしょう。
食べかけのお菓子、買い置きのおやつなども危ない、危ない。
アリガタバチの被害は、時々、ダニと間違えられるそうです。
気をつけないといけませんね。

by SUMAKO (2008-07-28 23:54) 

しかし・・・厄介な虫ですね～。
未開封の中にも入っちゃうんですか？
って、ことは匂いを感知する？
ええ！未開封なのにィ～？
by asayan (2008-07-29 13:04) 

asayanさま
この虫、つわものなのでございます。
我が家は殺虫剤がないので、一網打尽にしてビニールの袋に入れ、一晩ゴミと一緒に放置したら、その何匹かは袋を食い破って外へ脱出。小さいのにすごい威力、生命力。
本当はバルサンジェットでも焚いてしまいたいです。
by SUMAKO (2008-07-29 23:30)