バラの盆栽

花ではなく、実を鑑賞するバラ


　　　　　

久しぶりに我が家の庭に出てみました。

父が日々手入れをしている盆栽棚に、きれいな花をつけている鉢を見つけ、「これ何？」と聞くと「バラ」と教えてくれました。

葉を見るとバラ、しかし花がとっても地味。

世間では、豪華で香り高いバラが咲き乱れているというのに、我が家のそれはとても楚々としています。

どうやら、秋に実を鑑賞するためのものとのこと。

秋に真っ赤に色づいたころ、また写真を撮りましょう。

　　　　　


10鉢程あるバラは、それぞれ花の大きさ、色が違います。

「実生（種から植えたもの）だから1本ずつ個性があるよ。挿し木だったらこうはならない」と説明をしてくれました。

グリーンの多い盆栽の棚も、ピンクの花があると華やかでいいものです。

コメント 6

薔薇に「地味」とはなんともさびしい。
秋がたのしみですね。
お父様にとっても、薔薇にとっても。

そういえば、元々のブログの趣旨に「お父様の育てている花」の記録とあったような。



by joan (2008-05-31 08:16) 

joanさま
コメント、ありがとうございます。
父は普通の会社員でしたが、母方の叔父に盆栽家がおりまして、その影響を受けたようです。40代から始めた盆栽（主に真柏）は、今や趣味の域を越え、賞をいただいたり、雑誌に紹介されたり、競では高値で取引され、本人の生きがいにもなっているようです。
作品によっては、1鉢が5万円以上で売れるのですから、家族はビックリ。
我が家の庭はその盆栽の鉢で埋め尽くされております。

そんな環境で育った私なのに、バラの盆栽があるのを知ったのは今年初めて（笑）。1枚目の写真のバラは樹齢20年近いらしい。実りを楽しみにしています。
by SUMAKO (2008-05-31 08:46) 

私も20代～30代は盆栽をやっていたのですが、
最近出張が多いので遠ざかっています。
小さい中に宇宙があって面白いです。
by 袋田の住職 (2008-05-31 11:01) 

袋田の住職さま
20代から盆栽をやっていらしたのですね。父が聞いたらどんなにうらやましく思うことでしょう。
昨年、心筋梗塞のバイパス手術と大腸がん手術を行い、76歳になる父は、自分の余命と盆栽の生育年数を考えながらの毎日です。
しかし、それが今の父の元気の素にもなっているように思います。
私も住職様がおっしゃるように、最近盆栽の世界に少し興味を持ち始めています。日本の文化はすばらしいですね。
by SUMAKO (2008-05-31 20:11) 

はじめまして、Kaoruと申します。
私は今のところ、バラに関するブログを書く事が多くまだまだ未完成状態なんですけれど、少し前にたまたま私もバラの盆栽のブログを書きました。
ネットでバラの盆栽の画像を探していたら、SUMAKOさんのブログにたどり着きました。
勝手にSUMASKOさんのブログを私のブログのリンク先に入れさせていただきました。もしよろしかったら、私のブログにもお越し下さいね。よろしくお願い致します。
by Kaoru (2008-12-31 19:14) 

kaoruさま
はじめまして。コメントありがとうございます。
このバラは父が可愛がっている盆栽です。
はかなげですが、きれいです。
Kaoruさまのブログにもお邪魔させていただきますね。
ありがとうございました。
by SUMAKO (2008-12-31 20:54)