夫の「禁煙」成功の決め手 [ブックレビュー]
禁煙成功の決め手は、家族の励ましですよ~
夫は、20歳(実際には10代から?)から3年前まで、ずっとタバコを吸い、止める頃は1日2箱では足りないと言っていました。
それまでも、何回か禁煙にチャレンジしたものの、失敗!
私の前では吸っていなくても、こっそりどこかで吸っていたのです。
本人はタバコの臭いを消して帰宅したつもりでいても、吸わない私には、バレバレ。
まあ、その頃は本当にタバコを止められるなんて思ってもいませんでした。
ところが、3年前、こっそりこの本を買い、ある日突然、「これを吸ったらタバコを止める」と宣言。
おそらく健康診断の結果で、何かとんでもない数値が出たのでは、と推測しております。
覚悟の様子がいつもと違っていたので、私も協力する決心をしました。
それからが戦いでした。
と言っても、禁断症状があったわけではありません。(この止め方は禁断症状はありません)
タバコは習慣になっているので、朝起きて一服、コーヒーを飲んで一服、朝食後に一服、会社に到着して一服、午前中に一服・・・・・・・・・夜布団に入る前に一服、と何かにつけて決まった時間になると吸いたくなるのです。
自宅では、一服タイムにお茶、一服タイムに家事の手伝い、一服タイムにエクササイズ、と私が積極的に話しかけることに徹しました。
加えて、「禁煙を決心したなんて、すごい!」とほめる。1週間禁煙が続いたらまたほめる。吸いたいのを我慢している様子を見たらほめる。とにかく、「あなたなら出来る」と励ます、ほめる、を続ける。
1ヶ月後にはお祝いの夕食、その後も節目で小さな祝賀会。
そんなこんなで3年がたち、本人もすっかりタバコという文字が頭と体から消えたようです。
今では、「タバコを吸うやつは口がえらい臭い、俺もあんなんだったのかぁ~」「戸を開けてタバコを吸っても部屋の中に煙が入ってきて、えらい迷惑だぁ」とのたまうではありませんか。
いえいえそんなものではありません、喫煙者は、体中からニコチンの臭いを発していると私は思います。以前に比べると、夫のYシャツの首周り、汗の臭いも以前とは比べものにならないくらい少なくなり、オヤジ臭さも抜けてきました。
ニコチンは全身に回っているのですね。
大人が自分の意思で吸い始めたタバコなのに、何で私がこんなに協力しなくちゃいけないの、と腹立たしい気持ちになったことも何度かありましたが、禁煙できれば健康によし、家計に優しい、ということで2人で乗り切りました。
禁煙をしようとしている家族がいる方、どうぞ本人と同じくらい真剣にサポートしてあげて下さいね。
きっと成功しますよ。
2008-02-03 21:27
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