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能登の旅 1 [旅日記]

30年ぶりです

大学4年の3月、卒業旅行で友人と訪れた能登半島。
横浜から新幹線で京都、京都で湖西線に乗り換えて金沢。
素敵な場所だったけれど、とても遠かった思い出。

今は・・・羽田空港から飛行機で1時間。
2003年に開港した能登空港にあっと言う間に到着。
朝8時頃自宅を出発して、11時には能登半島の突端に到着できることにビックリです。

レンタカーで半島の先端に向かってドライブ・・・目の前にはカリフォルニアの断崖を思わせる風景。
日本にもこんなにダイナミックな自然があるのだとしみじみ感じました。

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1日目のランチは、珠洲(すす)にある古民家レストラン『典座(てんぞ)』で。
ここは珠洲焼の窯元『織陶苑』のギャラリーにもなっていて、風情がありました。

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建物は江戸末期のものをそのまま利用したもので、北前船で財をなしたかつての繁栄の様子が、調度品や佇まいに感じられ、まるでタイムスリップしたような空間でした。

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メニューは、地元野菜や山菜を使った田舎料理。
都会では味わうことができない地方ならではの季節の味です。
素朴なほっこり温かな気持ちになりました。

出していただいたお料理の一部です。

     季節のお野菜の炊き合わせ
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     蓮根つみれ汁岩のり添え
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     珠洲松茸のご飯
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食後のコーヒーは、テーブルから囲炉裏端に場所を移して。。。

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窯元『織陶苑』の作陶家・坂本韻老先生の作品は、焼締めの陶器が好きな栗原はるみさんのお気に入りでもあるのだとか。

レストランになっている古民家のあちこちに無造作に置かれた作品が、どれも素朴で温かみがあり、いつも身近に置いておきたい、そんな焼き物でした。

そんな作品のひとつをとても気に入って、買ってしまいました。

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中身は・・・これ!
ちょこんと乗っているフクロウが可愛い。
我が家にも福が来ないかな[かわいい]

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少し大きめの香炉です。
来年の夏、蚊取り線香を炊いても良し、蝋燭の明かりを楽しんでも良し。
珠洲の思い出と共に、大切に使いたいと思います。


  つづく[ダッシュ(走り出すさま)]
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コメント 4

袋田の住職

珠洲市は、うちのルーツの土地なので、一度は行ってみたいです。
總持寺祖院がある門前も輪島市に合併になりましたので、
輪島にも行ってみたいです。
by 袋田の住職 (2011-11-03 17:23) 

おみ

なんてステキな古民家なんでしょ!
ホントにタイムスリップしたかのようですね・・
今はこじゃれたホテルが多いけど、こんな古き良き時代の建物に私も惹かれます・・

そしてお料理も美味しそう~(^^)
私は珠洲松茸のご飯が一番気になる~!グ~
この香炉ステキじゃないですか~フクロウさんがちょこん!なんて可愛らしい(~o~)

by おみ (2011-11-04 06:52) 

SUMAKO

袋田の住職さま
珠洲も輪島もとてもステキな街でした。
都会化した金沢よりも良い感じでしたよ。
by SUMAKO (2011-11-05 00:41) 

SUMAKO

おみさま
最近、移築した古民家レストランなどが増えてきましたね。
それはそれで風情があるのですが、この地域は本当に昔からそこにまる建物に少しだけ手を入れて使っているんですよ。
やっぱり本物にはかないません。

国産の松茸ごはん、いいでしょう~
美味しかったですよ。

by SUMAKO (2011-11-05 00:43) 

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