和菓子教室 第3回 [お気に入りの場所]
とってもお上品な『わらびもち』を作りました
不定期で通っている和菓子教室。
大地震や年度末のバタバタで、4ヶ月ぶりに出席することができました。
今回は『わらびもち』。
これまでお店で買って食べたわらびもちは、葛餅のような、くず粉をきなこでまぶしたものばかり。
このお教室で作ってみて、初めて知った口どけのよいお餅にビックリ。
出来上がったものがこれ。
中に柔らか~いこしあんが入っています。
材料は、本わらび粉、和三盆糖、こしあん、きなこ、水という、とってもシンプルなもの。
まずは、セメントのような色をした本わらび粉に水を加え、電子レンジに入れて加熱。
徐々に黒く、透明感が出てきます。
ただし、本わらび粉は大変高価なため、一般に販売されているわらび餅はさつま芋デンプンなどから作られたものなのだとか。
私も初めて知り、とても勉強になりました。
さて、十分に加熱して粘りの出た生地を、きなこを広げた台の上へ。
とっても熱い生地を、半分に折って、この通り。
何だか海にいるナマコのような・・・・・・・・。
生地が熱いうちに、小分けにして丸め、まーるくした餡にかぶせていきます。
先生はとても簡単にやって見せてくれましたが、ベトベトして結構苦労した工程です。
最後に形を整えて、もう一度きなこをかけて完成。
指痕を残さないように、慎重に入れ物に入れました。
私の作った、ちょっと大きさがまちまちな作品。
こうやって入れ物に入れると、それらしくなるから不思議。
仕上げは、ラッピング。
あれこれ考えながら、楽しい時間です。
心を込めて包むこと、それも大事な贈りもののひとつですね。
今回は、スーパーなどで販売されている、お手軽なわらび粉を使ったすてきなデザートもご馳走して下さいました。
わらび粉を分量のお水と砂糖を加えて加熱して、お水にとったもの。
それに、今回はシュガーシロップとライムの絞り汁をかけて、キーウイフルーツときゅうりをさいの目に切って飾っただけのもの。
なのに、とっても爽やかでこれからの季節に作ってみたい一品でした。
このお教室は、1回の定員がたった4人。
目の前で先生のテクニックを見せていただき、素朴な質問にも答えていただけます。
そして何よりも、材料、素材の確かなものを使い、手間をかけて丁寧に作ることを教えて下さいます。
最近「簡単にできてそれらしいもの」が巷でははやっているような気がしますが、ひとつひとつを心を込めて、手をかけて作ることがとても大事なのではないかとつくづく感じています。
そんな時間をこれからも持つことができる心のゆとりを大切にしたいと思います。
*****************
帰り道、自由が丘の『cuoca』に寄って、今回のお教室で使った材料を買いました。
忘れないうちにまず復習。
上手に作れるようになったら、友人にご馳走したいと思います。
不定期で通っている和菓子教室。
大地震や年度末のバタバタで、4ヶ月ぶりに出席することができました。
今回は『わらびもち』。
これまでお店で買って食べたわらびもちは、葛餅のような、くず粉をきなこでまぶしたものばかり。
このお教室で作ってみて、初めて知った口どけのよいお餅にビックリ。
出来上がったものがこれ。
中に柔らか~いこしあんが入っています。
材料は、本わらび粉、和三盆糖、こしあん、きなこ、水という、とってもシンプルなもの。
まずは、セメントのような色をした本わらび粉に水を加え、電子レンジに入れて加熱。
徐々に黒く、透明感が出てきます。
ただし、本わらび粉は大変高価なため、一般に販売されているわらび餅はさつま芋デンプンなどから作られたものなのだとか。
私も初めて知り、とても勉強になりました。
さて、十分に加熱して粘りの出た生地を、きなこを広げた台の上へ。
とっても熱い生地を、半分に折って、この通り。
何だか海にいるナマコのような・・・・・・・・。
生地が熱いうちに、小分けにして丸め、まーるくした餡にかぶせていきます。
先生はとても簡単にやって見せてくれましたが、ベトベトして結構苦労した工程です。
最後に形を整えて、もう一度きなこをかけて完成。
指痕を残さないように、慎重に入れ物に入れました。
私の作った、ちょっと大きさがまちまちな作品。
こうやって入れ物に入れると、それらしくなるから不思議。
仕上げは、ラッピング。
あれこれ考えながら、楽しい時間です。
心を込めて包むこと、それも大事な贈りもののひとつですね。
今回は、スーパーなどで販売されている、お手軽なわらび粉を使ったすてきなデザートもご馳走して下さいました。
わらび粉を分量のお水と砂糖を加えて加熱して、お水にとったもの。
それに、今回はシュガーシロップとライムの絞り汁をかけて、キーウイフルーツときゅうりをさいの目に切って飾っただけのもの。
なのに、とっても爽やかでこれからの季節に作ってみたい一品でした。
このお教室は、1回の定員がたった4人。
目の前で先生のテクニックを見せていただき、素朴な質問にも答えていただけます。
そして何よりも、材料、素材の確かなものを使い、手間をかけて丁寧に作ることを教えて下さいます。
最近「簡単にできてそれらしいもの」が巷でははやっているような気がしますが、ひとつひとつを心を込めて、手をかけて作ることがとても大事なのではないかとつくづく感じています。
そんな時間をこれからも持つことができる心のゆとりを大切にしたいと思います。
*****************
帰り道、自由が丘の『cuoca』に寄って、今回のお教室で使った材料を買いました。
忘れないうちにまず復習。
上手に作れるようになったら、友人にご馳走したいと思います。
2011-05-21 01:12
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名古屋の和菓子屋「芳光」のわらび餅にそっくりですね^^
本物のわらび粉の粘りは相当なもので、混ぜて練っていると腕が疲れるくらい力が要ると聞いています。
でも一度本物の味を知ってしまったら、片栗粉(と称した馬鈴薯澱粉)で作られたわらび餅もどきは食べたくなくなってしまいますね。
あぁ、わらび餅が食べたくなってきました・・・。
by 青苺シル子 (2011-05-21 01:28)
まあ。すてきな!
手間ひまをこめて作り、ラッピングも心をこめて。
今、忘れていることかもしれません。
時間も贅沢に感じます。
こちらのブログはso-netですね。
ブログの本を作るという機能はありましたか?
by あらら (2011-05-21 11:30)
今日のように暑い日ですと わらび餅はいいですよね!
でも 私が今まで食していたのは 本当のわらび餅ではなかった
ようです。
一度 食べてみたいものです。。。
お手軽なわらび粉を使ったデザート 涼しげで口当たりが
良さそうですね!
by ララアント (2011-05-21 20:20)
青苺シル子さま
私、この形のわらび餅を見たのも食べたのも実は初めて。芳光さんのわらび餅はこの形ですか。もしかしたら歴史も古いのかも知れませんね。
本わらび粉の粘り、ビックリするほど強かったですよ。
でも、口に入れるとつるんとして、滑らかで、喉越しも良くって、美味しかったです。忘れられません。この味を知ってしまったら、もう自分で作るしかありません^^。餡を包まなくても、十分に美味しいので、気軽に作れそうです。
by SUMAKO (2011-05-21 23:26)
あららさま
今こそ、毎日の暮らしを丁寧に・・・それが課題かも知れませんね。
できそうで、なかなか。。。
今の気持ちを忘れないようにしたいと思います。
そうそう、ブログ本、so-netでもやっているようです。
夏休みになったら、もう一度振り返って、本をつくってみようと思います。
お教えいただき、ありがとうございます。
by SUMAKO (2011-05-21 23:29)
ララアントさま
私もなんちゃってわらび餅をずっと食べ続けていたようです。
今回のお教室で、ひとつ物知り(ちょっと大げさ^^)になったような気がします。
自分の作ったものって、何でも美味しいのかも知れませんね。
最後の写真のデザート、作ってみて、上手くいったらブログにアップしますね。
by SUMAKO (2011-05-21 23:30)