見切り品

お買い得、でもちょっと複雑な気分！

読書が趣味の父は、本をとても大切にしていて、必ず手作りのカバーをかけて持ち歩いていました。

その姿を見て育った私も、本を汚さず大切に扱う習慣を受け継ぎ、必ずカバーをかけています。

文庫本には、使い込む程に味わいが出て手に馴染んだ本革製のカバーを使用しています。

単行本はというと、使い終わったカレンダーやきれいな包装紙で手作りをしていました。

身近な書店で探しているのですが、なかなか見つからず、結局あり合わせ。

そんな折、つい先日立寄った地元の文具売り場で・・・・

　　私　「単行本のブックカバー、置いてませんか？」

　　店員　「あっ、ありますよ。見切り品の所を見てください」

　　私　「いや、別に見切り品じゃなくてもいいんですが」

　　店員　「不良品じゃないんですが、売れなくって値段下げちゃったんですよ」

見切り品のワゴンの中に、いろいろな文具に混じって、ありました・・・たくさん。　

そして、ネットで見た倉敷帆布の先染めシャトル織のブックカバー。

　　私　「えっ？これも見切り品ですか？」

　　店員　「そうなんですよ。都心の書店では2000円以上する商品なのにねぇ」

そうです。
ブックカバーは全部一律500円でした。

思わず単行本サイズを2つ（帆布素材とナイロン）購入

　　　　　

今読んでいる本に、さっそくかけてみました。
いい感じです。
帆布素材なので、使い込むと馴染んでくるでしょう。
長く大切に使いたいと思います。

　　　　　

それにしても、私の住む地域ではどうしてブックカバーが売れないんでしょう。
本を大切にする文化がないのかしら？


　　　　　＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊　ちょっと変なおまけ

この寒いのに、今朝、珍しく真水のシャワーを浴びたたね丸。

頭から尻尾までビッショビショ

　　　　　

シャワーの後は、ガスファンヒーターの温風の前を占領していました

コメント 8

ボクもレザーのブックカバー使っています。
それを見て、ブックカバーをプレゼントしてくれる人が時々います。
有難いのですが、どういう風にそれらを使おうかと思案しています。
でも、有難う・・・です。
綺麗なブックカバーが手に入って良かったですね。
ボクも本は大好きですよ♪
by asayan (2011-01-24 00:21) 

お得ですが、確かにちょっと・・・
・・・ですね。
by 袋田の住職 (2011-01-24 13:44) 

親子で本を大切にする習慣があるのですネ。私は家族の中で一人、本が好きです。やはり包装紙を使って作ってました♪でも布地のカバーって滅多に見ないですよね。昔、横浜の有隣堂では、紙製のブックカバーの色が選べました。今もそうなのかなぁ最近は行ってないです。家には本が沢山あります。買っても読む時間がなくて袋に入ったままのも。同じ物を買ってしまった事も(笑)
by 明日香 (2011-01-24 20:09) 

asayanさま
レザーは使うほどに馴染んで、いい感じになります。ツヤツヤになるんですよね。
ブックカバーって、ないと困るんですが、幾つも必要ないので、asayanさんの嬉しいお悩み、良くわかります。同時進行で何冊かの本を読むしかないかも～。


by SUMAKO (2011-01-24 23:26) 

袋田の住職さま
そうなんです。地域柄なんでしょうか。気持ちは複雑です。
by SUMAKO (2011-01-24 23:26) 

明日香さま
有隣堂は今でも文庫のカバーは色が選べますよ。単行本はお店の包装紙のカバーをかけて下さいます。お店でつけてくれるカバーも良いのですが、エコを考えると、何度も使いまわしができる自前のカバーかしらと思い、手に入れました。図書館で借りた本なども、これだと汚れませんものね。
本は財産・・・そんな感覚って最近なくなっているのかも。本を触るときは手をきれいに洗ってから・・・そんな習慣もあまり見かけなくなりましたね。そういう私も、電車の中などで本を読む時は手は洗いませんものね＾＾。
本の世界はいいですよね～。
by SUMAKO (2011-01-24 23:30) 

昔はマンガなどの単行本でもお店でカバー付けてくれてましたよね☆
最近、活字離れなんだと思います。そう言ってる自分もゆっくり本を読む時間はなかなか作れないので（どうせ読むならがっつり読みたい）、最近本読んでいません。雑誌すら手にとれない位ですぅぅ。
　ブックカバーに限らず、売れるお店と売れないお店って立地条件なんかであるんでしょうね。お値打ちで手に入ったのはラッキーだったかも？
　お気に入りの布なんかで作ってみてもいいかもしれないですね☆
by sayudom (2011-01-25 13:24) 

sayudomさま
実は・・・・・・文庫本のレザーのカバーをお手本に、単行本のカバーを作ってみようかと展開図を描いてみたんです。でも・・・結局そこで終わりました。我が家のミシン・・・ただ今休憩中。
たね丸通院バッグも、結局獣医さんが近所になり、車で行けるようにになって風呂敷でもなんでもOKになって、「まっいいか」と作っていません。これじゃぁちっともお裁縫が上達しませんよね＾＾。
by SUMAKO (2011-01-27 00:07)