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心にビタミン [セキセイインコ]

Mai先生、ありがとうございました

ビタミンカラーの花束が届きました。

     DSC01080.jpg

大好きなオレンジと黄色です。

クリを亡くして1週間、私の心を気遣って、クリがずっとお世話になっていた恵比寿バードクリニックの獣医、Mai先生からの贈りものです。



     Mai先生との出会いは、クリが幼鳥だった頃から。
かれこれ10年くらいのお付き合いです。

セキセイインコのジュンが、甲状腺ホルモンの具合が悪化し、落鳥寸前になり、近所の犬猫を中心に診察している獣医師が半ば諦めた時に、「横浜小鳥の病院」の存在を教えてくれたことがきっかけでした。

「横浜小鳥の病院」は、常時獣医師が4、5人はいる小鳥とげっ歯類の専門病院です。
ですから、Mai先生が主治医になったということも、何かのご縁だったのでしょう。

当時の私は、小鳥の処置に、レントゲンを使い、注射をしてくれるなんて信じられない無知な飼い主でした。

餌も思うように食べられず、止まり木に止まることもできなくなっていたジュンが、Mai先生のお陰で普通の生活に戻ることができ、命の恩人となったわけです。

その後、先生のお世話になったのはイヨ。
少し前のブログに書いた、夫が職場のベランダで保護した女の子。

我が家に来た時にメガバクテリアのお土産つき娘。
その後は、そのう炎で長期入院。

イヨが入院中、仕事でどうしても面会に行く事ができない私に、Mai先生は時間外に彼女の様子を電話で知らせて下さいました。

忙しいお仕事の合間にもかかわらず、小さなセキセイインコのことを、飼い主に知らせて下さる先生の優しい心遣いに感動しました。

イヨは退院後、間もなく天国に羽ばたいて行ってしまいましたが、そのことがきっかけとなり、「家の子は、Mai先生にお任せしよう」と思うようになりました。

ところが・・・ジュンが精巣腫瘍になり、通院を繰り返している時に、Mai先生が体調を崩し、休職。
そしてそのまま退職してしまいました。

ジュンの主治医は院長の海老沢先生に代わり、最期までお世話になりました。

それでも、Mai先生のことが気にかかり、海老沢先生にお目にかかる度に先生の様子を尋ね続け、願いがかなう日がやってきました。

Mai先生から、「恵比寿に開業しました」とご連絡をいただいたのです。

あの日の嬉しかったこと。

さっそく予約を入れ、クリの健康診断という表向きの理由で病院へ。

1羽に30分近くもかけての丁寧な説明。
これまでの病院ではできなかった、先生が理想とするきめ細やかな診療でした。

恵比寿の病院は我が家からドアtoドアで1時間20分ほど。

決して近い距離ではありません。

それでも、体調を崩したポッキーやクリを連れ、ずいぶん通いました。

確かな腕と心の通った診察、飼い主への心遣いを感じる、素晴らしい獣医師Mai先生だから。

今年、クリが10歳を越えてから、小さな体への負担を考え、悩み抜いた結果、転院しました。

転院後、1ヶ月も経たないうちにクリは天国へ行ってしまいました。

しかし、1年以上も前から体調を崩したクリが、10歳半まで長生きできたのは、Mai先生のお陰だと思います。

クリと過ごした楽しい時間は、先生にいただいたビタミンカラーのお花のように楽しい日々だったと、少しずつ思えるようになってきています。

Mai先生、今まで、本当にありがとうございました。


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